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女性に「どのような男の人がタイプですか？」という質問をすると、「いつまでも少年のようなココロを持った人」という答えが結構返ってきたりします。思うに、素直さや無邪気さ、愛嬌などが母性本能をくすぐるのでしょうか？そして、『こじれたオッサン』と『少年のココロ』とは対極にあるような気もします。

このことを女性に当てはめてみますと、『こじれたアラフォー女性』などは可愛げが少ない気がします。世間の荒波にもまれることで『少女のココロ』は封印されて、たくましくなっていったのでしょう。しかし、男性は弱い生き物ですから、たくましい女性を敬遠してしまい、可愛げのある女性にすり寄って行くものです。

これらのことから、異性にモテたいなら、年をとっても『少年・少女らしさ』、言い換えるなら『純粋で無垢なココロ』を持ち続ける必要がありそうです。

では、なぜ大人になると『無垢なココロ』を失ってしまう人が多いのでしょうか？
たぶん、「大人になるということは『子供っぽさ』を捨てなければいけない」という考えが、大人になる成長過程で刷り込まれているのではないでしょうか。
親などから、「もう子供じゃないんだから」とか「もう大人なんだから」などといった注意をうけた経験は誰にでもあると思います。社会生活をおくる以上、子供っぽさ全開のままだとなにかと問題はあるでしょう。しかし、それらの注意は『子供っぽさ』は大人になるのに邪魔な要素だと深層心理に浸透してしまう危険はあります。つまり、無意識のうちに『子供っぽさ』を封印してしまうということです。

『子供っぽさ』なんて必要ない！という方はこれから先は読み進める意味はないと思います。
でも、『子供っぽさ』や『無垢なココロ』を持っていたほうがモテるかも？と思う方にはオススメの方法があります。

それは、『二重人格』になること。
大人の人格と子供の人格の二つを持つことです。

『二重人格』というと、“ジキルとハイド”のようにヤバめの話ではないかとイメージする人もいるかもしれません。
ただ、厳密な二重人格というのは、Aという人格とBという人格の二つを持っているとすれば、Aの人格のときは、Bの行動や言動を覚えていません。Bの人格のときもまたしかりです。
しかし、普段、我々は沢山の人格を上手に使い分けているものです。
考えてみて下さい。親に対する態度と恋人に対する態度、友達に対する態度、上司に対する態度、部下に対する態度、子供がいれば子供に対する態度、これらの態度がすべて全く同じですか？親に対しては遠慮がないので言いたいこともストレートに言えるでしょうが、それと同じような対応を上司にもするでしょうか？
つまり、誰でも沢山の人格を持ちつつ、その時の相手に合わせて生活しているわけです。

となれば、子供の人格を持ちつつ大人の人格で生きるなんてことは簡単です。具体的には、子供の自分がはしゃいでいるときは、大人の自分は少し離れたところから見守っている意識です。『子供が遊んでいるのを見守る親』というシチュエーションを一人二役でやるわけです。
ある本で読んだのですが、幼児が公園で一人で遊んでいたとして、親が幼児の目の届く範囲にいるかどうかで幼児の安心度が違ってくるそうです。それと同じことが『子供っぽさ』の人格を前面に出すときにもいえるかもしれません。『無垢なココロ』でいても、大人の自分が見守ってくれているから安心！のような感じですかね。

さあ、これで明日からモテキ到来！とはならないでしょうが、子供時代のワクワク感をいつの年齢になっても味わえるはずです。