店にはベランダがあるのですが、平成29年4月の中旬にハトの卵を発見しました。
見つけたきっかけは、ベランダの洗濯機を使っていたときに、ベランダのどこかからハトが突然に飛び立っていったからです。
「どこから出てきた?」とビックリ。ベランダには洗濯機しか置いていないので、ハトが隠れるスペースなどないはずなのですが、見渡すと壊れた看板を立てかけて放置してあり、その隙間から飛び立った様子。その隙間からは枯れ葉などが飛び出ていたので、「掃除しなきゃな?」なんて思いながら看板をズラしてみたら、白いプリプリした卵が登場!
ウズラの卵くらいの真っ白な卵です。
そういえば、最近ベランダでハトの「ポロッポ、ポロッポ」という甘い鳴き声が聞こえていたのを思い出しました。まさか、愛の結晶を育んでいたとは...
「これは、吉兆では?」との想いが湧いてもきたのですが、とりあえず知人やお客さんに話してみました。
すると、「ハトにベランダを占領されたことがある」とか「ハトの糞害に困っている!」などという話もチラホラ。
はて、どうしたものかと思いながら、翌日も看板の裏を覗いてみると、卵が二つに増えてました。ハトも本気です。
これも何かの縁ですし、保健所に撤去を頼むのも気が引ける(無益な殺生はしたくはない)ので、今回限りはベランダをハトに提供することにしました。
それにしても、女性でハトが嫌いな方が多いことに驚きです。理由としては、「顔がヘン」とか「何を考えてるのか分からない」、「雑菌がスゴイ」、「糞害で大変」などですが、気になった理由に、「ズカズカ近づいてくるから」というものがありました。そういえば、他の鳥と違い、ハトは平気で人間に近寄ってきます。そんなとき、ハト嫌いの女性は、「近寄ってくんじゃねーよ」と思ってるらしいです。
どうやら、女性は自分のテリトリーに遠慮なく入り込んでくる生き物(人間の男も?)に対して、本能的に嫌悪感を感じるのかもしれません。ハトの不人気さを考えると、そんな気がします。
5月になりますが、ハトはせっせと卵を温めています。そろそろ雛が生まれてくるころでしょう。
なんにせよ、命の誕生はめでたいことかと思います。
糞害は勘弁ですが...