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ゆがみ専門整体院 Relax Earth 姿勢矯正のトピックス

オーバーワークになりやすい筋肉→肩甲挙筋

姿勢が崩れる原因として頭の位置があります。
頭部の重さは体重の約10%といわれ、個人差はありますが5〜6kgあります。この頭部が前方に出ている人が多くみられます。
電車の中などでスマホを眺めている人は多いですが、大概の人はお辞儀しているように頭を前方に倒した姿勢でスマホに見入っているものです。また、パソコンを利用時なども身体を丸めつつ、モニターに顔を近づけている方が多いことでしょう。
このように頭部が前方にシフトした姿勢で、頭を支えるためにオーバーワーク気味なのがクビと肩周辺の筋肉であり、その一つが肩甲挙筋です。
この筋肉は肩甲骨の上角から頚椎の横突起に付着しています。肩甲骨と首を繋いでいる筋肉なので、頭部が前方に変位することにより肩甲挙筋が伸張されると、肩甲骨や背中も硬縮するという影響が出てきます。そして、頭部が前方にある姿勢が癖になると、肩甲挙筋は寝ているとき以外はいつも緊張状態になるため、オーバーワークに陥ります。

『寝違え』になった経験がある方は多いと思います。
寝ている間にクビ肩が痛くなる急性の症状ですが、このときに痛める筋肉が僧帽筋や肩甲挙筋です。
枕が原因だったりすることもありますが、多いのが疲労の蓄積です。ギックリ腰できっかけがないのに急に痛くなるケースがありますが、これも疲労の蓄積が限界を越えたせいです。寝違えの場合もきっかけがないように感じますが、実際には首を痛めるような姿勢で寝ているケースが多いです。そして、通常の睡眠時は首が痛くなる体勢の場合には無意識に体勢を変えているのですが、疲れがたまっている時には体勢を変えることができずに首を痛めてしまうことが多いようです。泥酔したときにソファーなどで変な体勢で寝てしまって身体が痛くなった経験がある人もいるかと思います。
このような寝違えの痛みの場合の処置としては、まずはアイシングです。急性の痛みには冷やして安静。3日くらいすれば痛みも緩和するので、その後にほぐしたりしましょう。

過去にムチウチになった影響で肩甲挙筋がガチガチになっている方もいます。
車に追突されるなどの交通事故の場合が多いですが、殴られたり、高いところから頭から落ちたりしてもなります。
首になにが起こっているかというと、頸椎の捻挫です。捻挫と言うと足首を思い浮かべる人が多いと思いますが、症状は同じです。つまり、関節と関節をつないでいる靭帯という革のベルトのような組織が切れてしまっています。一般的には「靭帯が伸びる」などと表現されることが多いですが、実際には靭帯は伸縮する組織ではないので伸びることはほとんどありません。実際には切れていて、それが10%とか20%くらいの断裂であれば『伸びている』などと表現され、それ以上で『部分断裂』、『断裂』などと表現されているようです。
頸椎の捻挫があれば、首は不安定になります。靭帯で頭部を支える力が弱いのを筋肉でカバーして支えようとするのですが、筋肉にはそこまでの力がない人の場合がほとんどです。その結果、首周辺の筋肉が硬縮することで支えることになります。首自体を筋肉で凝り固まった棒のようにすることで頭部を支持しているのです。肩甲挙筋ももちろん硬縮しています。
このような頸椎捻挫が原因で凝り固まったクビというのは、実際にほぐしてみると最初に触れたガチガチの感触にもかかわらず、ほぐれやすいものです。しかし、このようなクビをほぐし過ぎると逆効果になるので要注意。治療院でベットに横になっている状態でクビをほぐしているときは、クビはゆるんでいます。ただし、クビをゆるめすぎてしまうと、身体を起こしたときに頭部は不安定になってしまって、ゆるんだクビがすぐに硬い棒状に戻ってしまいます。
ではどうすればいいかといえば、首周辺の筋肉をほぐし過ぎずに、かつ頚椎の関節をゆるめる矯正をするのが、私の今までの施術の経験からすると一番効果があります。支える力を保ちつつ、血行をよくすることで症状は改善していきます。

私の臨床経験の中で、肩甲挙筋のコリに悩んでいる方で結果が出ないケースがありました。
施術後には肩甲挙筋がゆるんでいても、すぐにガチガチに戻ってしまいます。頚椎捻挫を疑いましたが違いました。
結果が出ないながらも通ってくれていたので、なんとかしなければと全身をほぐしながらチェックしていったところ、前鋸筋に異常な硬縮があります。その前鋸筋のコリをほぐしたところ、肩甲挙筋の硬縮が緩和しました。
前鋸筋は肩甲挙筋と肩甲骨を介して拮抗する関係です。肩甲挙筋が肩甲骨を挙上すれば、前鋸筋は下制する。肩甲挙筋が肩甲骨を上方回旋させれば、前鋸筋は下方回旋させます。このように肩甲骨を介して綱引きをしているイメージでいいかと思います。
そのため、前鋸筋が短縮して硬縮していたこのケースでは、肩甲骨を介して肩甲挙筋が伸ばされて硬縮していたわけです。なので、根本的な原因である前鋸筋をゆるめたので、肩甲挙筋のコリも改善した次第です。

このように肩甲挙筋は色々な原因がもとで凝ったり痛んだりする筋肉です。
ただやみくもにゆるめるのではなく、しっかり原因を見極めて施術やセルフケアをしないと逆効果の場合も多いのでご注意ください。

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