街中でポケモンGOをたしなんでいる女性を多くみかけます。
しかし、猫背でウロウロしている姿を見るととてもじゃないですが魅力的には映りません。
「どうせなら美しい所作で優雅にポケモンGOを楽しんでもらいたい」と思い、この文章をアップしました。
そして、優雅さは美容や健康ともリンクします。
推測ですが、一時のブームがひと段落した今でもポケモンGOをされている方々は、これからもポケモンGOを続けることでしょう。だって楽しいですもんね。
どうせ遊び続ける(やめられないともいう)のであれば、健康になり、さらに美しくもなればいうことないはずです。
?眼精疲労
ポケモンGOプレイ時に限らず、スマホやパソコンを長時間利用する方の多くは、眼精疲労に悩まされていることでしょう。
ウチのお店にもそのような方はたくさん来ますが、ハッキリいって眼精疲労の方は『老けて』みえます。
目が死んだ魚状態の人が来店すると、正直「危ない人かも?要注意!」と思ってしまいます。
ただ、施術後に目が輝いているのを見ると、「たんなる目の疲れだったのか」と安心します。
そして、「こんなに若々しい人なのに老けてみえてもったいないな〜」と思いもします。
スマホの見すぎにより低下した視力を回復させる方法を説明します。
酷使されている毛様体筋の機能を改善させることが眼精疲労に効果的です。
毛様体筋とは目の水晶体(レンズ)を調節する筋肉です。
パソコンやスマホを長時間利用すると目のピントは近くにしか合っていません。
この時、毛様体筋は収縮し続けています。筋肉が疲弊するだけでなく水晶体の弾力も落ちていきます。
この毛様体筋を弛緩させるのは、遠くに目のピントを合わせることです。
つまり、やるべきトレーニングは遠くと近くを交互に見ること。
昔からよく言われている方法なので、「そんなことくらい知ってる」という方も多いでしょうが、さて日常的に続けている方はどれくらいいるでしょうか?
知っていることと、行動し続けることは別物です。
特にパソコン作業がメインのデスクワークの方などは、仕事場では遠くを見ようとしてもオフィス内だと遠くを見ようにも窓がない!なんて環境かもしれないですし。
しかし、ポケモンGOプレイ時は外にいます。
せっかく外にいるのなら、この遠近を交互に見ることをポケモンGOプレイ時に習慣化させましょう。
身体のケアの基本は、当たり前のことを徹底してやること。
そして、このトレーニング時に大切になってくるのが姿勢です。
?姿勢
ポケモンGOをやっている時、ほとんどの方はスマホを胸の前に持ち、頭を前に倒しています。うつむいた姿勢です。
この姿勢のままだと遠近を交互に見るためには頭を上げたり下げたりと面倒です。
それに今流行りのスマホネックになる怖れがあります。
スマホネックとは、スマホ画面をうつむいた姿勢で長時間見ることで、頚椎の弯曲(首の骨のカーブ)がなくなり、首肩こりになってしまうことです。
しかし、安心して下さい、大丈夫です。
この姿勢を改善するには、うつむかないでスマホを見ればいいだけ!
つまり、顔の前までスマホを持ち上げればいい。そうすれば頭は真っ直ぐになります。
でも、スマホは重いから腕が疲れますよね。
そんな問題も、どこでも入手できる”あるモノ”を使えば解決します。
それは...『ペットボトル!』
スマホを持った手のほうの脇の下に、ペットボトルを挟んでみて下さい。
どうですか?顔の前でスマホを持つのが自然にできませんか?
スマホが目の前にあればうつむく必要がないので、スマホネックの予防になるわけです。
上腕と肋骨の間にペットボトルを挟むことで肘の位置が上がります。
結果、スマホを持つ手の位置も上がるわけです。
このときに主に使われる筋肉は大胸筋と上腕二頭筋。バストアップの効果も期待できます。
脇に挟むときの注意点は、体温計を使うときのように脇に深く挟まないこと。
腋窩の筋肉は柔らかくデリケートなので、強く挟み過ぎると痛くなってしまいます。
セカンドバックを挟んで持つ要領でペットボトルを挟むのがいいでしょう。
私はこの方法を『わきペット』と命名して、お客さんにオススメしています。好評です。
ポケモンGOのプレイ時には水分は欠かせませんし、ペットボトルを脇に挟んでいても自然な行為で誰も気にしません。
ちなみに、潰れやすい今時のペットボトルは『わきペット』には適していません。古風なカチカチのモノがよいです。
別にペットボトルじゃなくてもいいので、『わき折りたたみ傘』や『わきクラッチバック』のように身近なものを挟みましょう。
それでもスマホが重くて持ちにくいという方は、『バンカーリング2』をスマホに取り付けましょう。
私も愛用しています。
片手で操作できる利点もありますしね。
?プレイ時
ここで話を遠近トレーニング法に戻します。
ポケモンGOプレイ時は、基本姿勢として頭は真っ直ぐで目の前にスマホを持ってきます。
画像では、スマホを顔の前まで持ち上げていますが、もっと低い位置でも構いません。
そして、スマホを60°くらい傾けて、下目使いでスマホを見ます。
ここで注意していただきたいのは、決して頭を前方に倒さないということです。頭は真っすぐが鉄則。
プレイ時は、基本的に遠くの景色を見ながら歩きます。
ポケストップをさっと確認したら、スマホから視線を外して、できるだけ遠くを見ながら歩きます。
毛様体筋を弛緩させるために遠くを見てあげましょう。
そして、ポケモン出現のバイブが振動したらスマホに目を向けます。
そしてポケモンをゲットしたら、また遠くに視線を戻します。
これの繰り返しです。
プレイ時はいつの間にか夢中になりスマホ画面を凝視してしまうでしょうから、「遠くを見る、遠くを見る!」を意識し続けることが大切です。次第に画面を見続ける時間は短くなります。
そして、遠くを見るようになると見慣れた風景の中に「あっ、こんなのがあったんだ」という小さな発見があることでしょう。
そんな小さな喜びを経験できることがポケモンGOの醍醐味かもしれません。
「書を捨てよ、ポケモンGOをしに街に出よう!」です。
車を運転する人はイメージしやすいと思いますが、運転中にカーナビに視線を向ける感じで、ポケモンGOプレイ中にスマホを見るのが理想的です。
運転中にカーナビだけを凝視していたら事故ってしまうので、運転時はカーナビを操りつつ前方に意識は向けています。
ある程度、ポケモンGOをやりこんでいるプレイヤーなら、視界の隅で画面を確認できればプレイに問題はないはず。
「ポケモンGOは周りを見ないでウロウロするから危ない」という世間の風潮があるのも事実。
そんな世間の声をはねつけるためにも、ポケモンGOプレイ時の安全運転(?)が大切なのではないでしょうか。
「なぜニッポンの女性は、あんなに優雅にポケモンGOをやっているのか?!これがニッポンの美ですね!」
なんて外国人の感嘆する声が聞こえてくるような気がします...