本を読むのが好きです。自分のペースでいつでも読めるのがいいです。
映画なんかは、受け身的な感じがするのと、時間を拘束されるのがちょっと苦手ですね。
私は「Media Marker」っていうiPhoneのアプリに読んだ本を記録してます。
調べると、ちょうど5年間で375冊読んでました。一年あたり75冊ですか。
ただ、去年は開業にエネルギーを費やしたので、ろくに本が読めなかったです(しかし、マンガ喫茶で漫画は読んでいた)。
最近、やっと落ち着いてきて週に一冊は本が読めるようになってきました。
読書が生活に戻ってみると、仕事にも良い感じで余裕を与えてくれている感じがします。
さて、この5年間で私が一番気に入ったのが、この本です
◆◆◆西原理恵子の人生相談本「生きる悪知恵」◆◆◆
サイバラを知ったのは、高校生の頃に近代麻雀(月刊マンガ誌)に載っていた「まあじゃんほうろうき」を見たのが最初かと。
その当時から笑かしてもらってましたが、いつの間にか売れっ子になり、こちらとしてもなんか嬉しく感じてたりもしました。
そして、この本。一般の方の相談にサイバラが答えていくのですが切れ味抜群です。
突き放すときもあれば、情のある回答もあり、笑いもある。
60個の人生相談の中で私が一番笑ったのが、
<相談>使えない部下にイライラします。
<結論>ネジだと思えば腹も立たない。
つまり、使い方が悪いと。人と思うな、ネジと思え。
あなたの前にいるのは人じゃなくてネジなんだから「このネジは何に使えるのかな」ということを考えましょう。だそうです。
ちなみに、これを使えない上司に当てはめると「私はネジなんだからドライバーで回して。トンカチでガンガン叩かないで! ダメ上司は道具を使えないサルと思え」てな感じか。
他にも、そういう考えもあるか〜と不思議に納得してしまう回答が盛りたくさん。
サイバラ自身が人生の荒波にもまれてるだけあって、なんか説得力もあるし。オススメ!
最後に。あなたが次のような相談をされたら、なんて答えますか?
<相談>小銭を借りては返さない同僚に困っています。