更新日:2026年5月1日
歯科治療の素材が電磁波を集めていた
コロナ禍の2021年の話です。
30代女性。緊張型頭痛で来院。二週間前からクラッとめまいがして、一週間前から頭が締め付けられる。気圧による片頭痛はたまにあった。ストレスは特にない。
不安が大きく、ずっと頭痛のことを考えてしまう。昔から身体に不調があると徹底的に調べる傾向があり、悪い妄想が止まらない状態。
頚椎の骨格調整をメインに施術をおこないました。第一頚椎の調整をしていると、頭部が熱くなり、血流があつまってくるのがわかるほどでした。
2回目の来院時に話を聞くと、施術の当日は楽になったが、翌日から頭を締め付ける頭痛と肩こりがあるとのこと。頭蓋骨療法で、頭部を緩めることをおこなうと、頭が楽になったといっていた。
3回目の来院。締め付けが楽なときもあるが、たまにマシな日がある程度。テレワークのほうが気が紛れなくてつらく、痛みに過敏になった。
その後、来院がなく、2ヶ月程たってから「頭痛、治りました~」とスッキリした顔で来院。「原因は、電磁波過敏症でした」と言い、詳細を話してくれました。
彼女は頭痛の原因になりそうなことをあらためて考えたそうです。すると、歯科医院で3本の歯の治療をしてから頭痛が起こってきたと思い当たる。治療をしてくれた歯科医にその話をすると、「歯の土台に使った保険適用の素材は、人体には害がないものなので頭痛の原因にはならない」と説明される。納得できなかったので、別の歯科医院に行き、「歯の治療が頭痛の原因ではないか」と話をすると、「そんなことはありえない」と門前払いのような回答しか得られない。さらに、別の歯科医院にも行ったが同じような回答。
そのうちに、『電磁波過敏症』に対応した治療をしている六本木の歯科医院を見つける。
そこの歯科医から、「歯の土台にボルトの金属を埋め込んでいたものが電磁波を集めてしまっているので、それを別な素材に替えれば頭痛は治る」と説明をうけたので治療を受けたそうです。
3本あった歯の土台を1本抜いたら頭痛が楽になり、もう1本抜いたらもっと楽になり、全部抜いたら頭痛が改善したそうです。
過敏症には、化学物質過敏症や食物過敏症、アレルギー性過敏症などがあります。通常耐えられる刺激に対して、身体が敏感に反応してしまい症状が出る疾患です。
この女性の頭痛は、歯の土台のボルトの金属に対して反応したのではなく、その金属が集めた電磁波に反応してしまったと考えられます。
高圧線(送電線)の近くに住むと体調が悪くなる人がいます。WHO(世界保健機構)によると、高圧線の電磁波で、小児白血病のリスクが上昇するようです。
以前、地震の前兆を片頭痛で感知するという女性客がいました。友達からは"ナマズ"というニックネームで呼ばれているそうです。
ナマズには電気受容器があり、水中の微弱な電気を感知する能力があります。獲物の魚からは、呼吸をするたびに微弱な電気が生じるといいます。ナマズは、その電気を感じられるので濁った水のなかでも狩りができるわけです。この特性から、ナマズは地震前に地殻変動で発生する電磁波を感知し、騒ぎ出すといわれています。
そして、この"ナマズ"と呼ばれている女性は、ワイヤレスイヤホンは耳が痛くて付けていられないそうです。ワイヤレスイヤホンは、Bluetooth 通信で電波を飛ばしているので低レベルの電磁波を発生させます。彼女は、電磁波に対して敏感なのでワイヤレスイヤホンが痛くなるし、地震の前兆を感知しているのではないでしょうか?
最後になりますが、当院による施術で、歯科治療で頭痛になった女性を改善させることはできませんでした。しかし、体調不良の要因に過敏症がある可能性を考慮することを学びました。
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