他院で満足できなかった方、改善しなかった方が多数来院！本気で改善したいなら当院へ

腸骨筋（図で黄色）と大腰筋（図で赤色）を合わせたものを腸腰筋と呼びます。

腸腰筋は股関節の屈曲・外旋に作用します。
主に腸骨筋の作用により骨盤を前傾させます。
主に大腰筋の作用により腰椎を前弯させます。

腸腰筋が凝るタイプの人は、妊婦さん・中年でお腹が出てきた人などです。お腹の重みで腰椎が前方（おへその方向）に引っ張られ、大腰筋が緊張するためです。さらに骨盤も前傾するため、腸骨筋も緊張します。
産後に骨盤がゆがんだり腰痛になったりする原因の一つに、この腸腰筋の拘縮が考えられます。妊娠時に腸腰筋が拘縮するのは仕方がないのですが、出産後もその拘縮が残ってしまい悪い姿勢の癖がついてしまうわけです。

腸腰筋はお腹の内側にある筋肉なので、マッサージしにくい部位ではあります（ただし、ほぐせないわけではありません）。また、ストレッチしようとすると腰椎の前弯を亢進させ、腰痛を悪化させることにもなるので、マッサージするほうがよいでしょう。