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『心と体をつなぐ脳と自律神経』がコンセプトの恵比寿整体院リラックスアース

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ME/CFSでお困りの方へ|下行性疼痛抑制系の機能向上

更新日:2025年4月8日

筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群とは

筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)は、疲労感を主体とする症候群です。
身体面および精神面の両方に激しい疲労があり、十分な休養をしても日常生活を送ることに困難が生じます。

【症状】
・強い疲労感や全身倦怠感
・慢性の微熱
・頭痛、腹痛
・関節痛、筋肉痛
・睡眠障害
・感覚過敏
・頭がモヤモヤして働かない
・やる気が起こらない
・不安が止まらない

【特徴】
・ある日を境に突然、原因不明の激しい全身倦怠感に襲われる
・十分に休養をとっても疲労感は抜けず、体調は回復しない
・風邪などの感染症の後に発症するケースが多い
・内的外的なストレスで発症しやすい

小児慢性疲労症候群(CCFS)
・子どもや10代の場合、症状が3ヶ月以上継続していることがCCFSの診断のひとつの目安になってる(大人の場合は6ヶ月以上)
・繊細で几帳面、完璧主義、我慢しすぎる、頑張り過ぎるタイプが発症しやすい傾向がある
・不登校の児童や生徒に多く発症が見られる
・慢性疲労にともなう記憶や注意力の低下が、学力低下と関連している可能性がある

ME/CFSの方は、長期化した疲労感のために日常生活に問題を抱え、生活の質(QOL)が低い状態にあります。
また、いくら病院で検査をして調べても医学的な異常が見つからないということで、医師に説明しても理解されなかったり、医療機関を転々とすることもあります。
そのため、病状を周囲の人から理解されないことによる精神面での苦しみが生じてしまうことが多いのです。

ME/CFSは、脳の慢性炎症によるものだと示唆されています。
・長期間の過剰なストレスにより、体から出された炎症性メッセージ物質が脳内に侵入する

・ホメオスタシス中枢である脳室周囲器官に慢性の免疫性炎症が起きる

・体の自動調節機能に破綻が生じることで、疲労感が抜けなくなる

つまり、「脳内の炎症によって体のホメオスタシスに破綻が生じている」状態です。

<参考文献>
『10代のための疲れた体がラクになる本』/長沼睦雄(著)/誠文堂新光社、2023年

中枢性感作症候群

ME/CFSは中枢性感作症候群のひとつです。
『中枢性感作(Central Sensitization:CS)』とは、中枢(脳および脊髄)が疼痛の感度を増大する現象。

中枢神経系の感受性が亢進することが病態に関与している疾患は『中枢性感作症候群(Central Sensitivity Syndrome:CSS)』と呼ばれています。
中枢性感作症候群には、線維筋痛症候群、過敏性腸症候群、顎関節症、片頭痛を含めた慢性頭痛、慢性骨盤痛障害、化学物質過敏症などが含まれています。

中枢性感作の要因のひとつに「下行性疼痛抑制系」の機能不全があります。
「下行性疼痛抑制系」とは、痛みを弱めるための抑制メカニズムです。

下行性疼痛抑制系と痛み・内受容感覚

脳の感受性が高まり"痛み"を過度に感じてしまう要因に下行性疼痛抑制系の機能不全があるのならば、下行性疼痛抑制系の機能が回復すれば"痛み"を過剰に感じなくなることにつながります。
そして、下行性疼痛抑制系の機能向上は、"痛み"だけでなく、"内受容感覚"の鋭敏さをなだめることができると推測されます。

内受容感覚とは、からだの内部の生理的な状態を捉える感覚システムです。のどの渇きを感じたり、心臓の鼓動を感じたり、お腹が張っていることを感じたりするような自分の内側の感覚です。
生体内の変化あるいは生体に迫る危険を感知して、ホメオスタシスを維持するように反応しないと生命を維持できないので、生体内の変化を感知する内受容感覚は重要です。

ホメオスタシス(体の恒常性)とは、生体の血液ガス、体温、血圧、体液量、電解質濃度などが一定に保たれること。このホメオスタシスを維持するために必要な機能が感覚です。

「痛み」「疲労」「発熱」という感覚は、体の恒常性(ホメオスタシス)に対するアラームの仕組みだといわれています。
「疲れを感じるなら休みなさい」という体からの警告なのです。

そして、この内受容感覚に関わる神経ネットワークは、痛みのネットワークとほぼ同じといわれています。脳内プロセッシングが、基本的な部分では同じところで行なわれていると考えられます。ということは、下行性疼痛抑制系は疼痛の抑制機構として知られていますが、内受容感覚の鋭敏さを抑制するとも考えられます。

下行性疼痛抑制系の機能を向上させる

ME/CFSでは、「その疲労感は気のせいなのではないか」「神経が過敏になっているだけなのではないか」と思われるのがつらいことだと思います。倦怠感を感じているのは確かなので、自分でどうすればいいかわからなくなるのは当然です。
しかし、「神経が過敏になっている」ということは、言い換えれば「感覚のバリア機能がうまく働いていない」ことになります。

当院には、疼痛へのバリア機能を働かせる『敏感バリア・テクニック』というものがあります。脳機能にアプローチした感覚入力刺激で、下行性疼痛抑制系の機能を向上させます。このテクニックが疲労感に対処する大きな武器になります。

脳の歪み整体とは

左右の脳機能(脳の働き)のバランスを整える施術です。
Dr.キャリック氏が体系化した「機能神経学」をベースとしています。
機能神経学は、アメリカでは科学的に証明され、脳や神経系の働きにアプローチすることで薬を使わずに様々な症状を改善します。副作用もありません。

施術の流れとしては、まず左右脳バランスの検査を行い、触覚・視覚・前庭覚・聴覚・嗅覚・固有覚・自律神経をチェックし、どちら側の脳機能が低下しているかを判断します。
そして、左右脳のバランスを軸に考えた施術と感覚運動刺激を行います。機能が低下している側の脳へアプローチすることで、脳全体の機能改善を図ります。

左右脳のバランスを最適化することが、様々な症状に対応していくことに繋がるのです。

また、脳だけではなく、骨格調整による自律神経系へのアプローチもしていきます。

脳バテ対策も必要

ME/CFSの人は、不安を抱えているものです。
疲労感についていつも考えてしまいます。
そして、原因を見つけるために、ネットなどで調べることが習慣化していたりします。気がつけば調べていたというように、無意識に多くの時間を費やしているものです。

このように、いつも疲労感のことばかり考えていて脳がフル稼働していると、脳の機能低下が起こります。脳バテです。
これは、二次障害のようなもので、脳バテの状態が続くと症状が悪化していくものです。負のループという悪循環に陥ります。


当院では、脳バテから負のループに陥らないために、精神面の『不安』に対してのアプローチもしていきます。
どのようなことをするかは、人によって対応が違うので一概には言えないのですが、「不安というものを知り、不安とどう付き合っていくか」ということを身につけてもらうと考えて下さい。

そして、『不安との付き合い方』を身につけられれば、今後の生活にも良い影響があります。


筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群でお悩みの方へ

はじめまして、ゆがみ専門整体院 Relax Earth(リラックス アース)の院長・大泉です。

『筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群』のページをご覧いただきありがとうございます。

ME/CFSの方は強い疲労感や全身倦怠感に襲われてつらいかと思います。
そして、ME/CFSは様々な疾患が併存しており、特に線維筋痛症(FM)は高頻度に併存します。線維筋痛症は、長期にわたって体のさまざまな部位に痛みが持続し、再発を繰り返す病気です。
痛みや疲労感が長期間続くと、普通の社会生活が困難になります。

当院では、ME/CFSの方やCCFSのお子さんが『普通に日常生活を送れる』ためのサポートをしています。


疲労感には脳機能にアプローチしていきますが、自律神経系と心理面との相互関係も重要になります。
疲労があるために自律神経系のバランスが崩れ、精神的にも落ち込むという悪循環が起こります。相互関係なので、不安で頭がいっぱいのときは交感神経優位の状態になり、疲労をより感じやすくなるのです。

当院では、脳機能と自律神経系、心理面という三つの観点からME/CFSでお悩みの方にアプローチしていきます。
当院があなたのお役に立てます。



1. 心理士でもある院長が責任をもって担当します
当院は、院長の大泉が一人ですべてのお客様の施術にあたらせていただいています。
なので、何度も同じ説明をしなければいけないような煩わしさはありません。
そして、症状や身体のクセはもちろんのこと、これまでの経過も把握していますので、継続的に通う場合も面倒な思いをせずに済みます。
また、カウンセリングの技術を習得していることに加え、話をしやすい環境に気を配っております。

2. 「手」のみを使っての施術
当院では、機械には頼らずに、すべて「手」のみを使って施術を行っています。
「機械もいいけど、人の手にはかなわないよね」という声が多数なのは、みなさん異論はないと思います。
手を使っていても、手抜きをしていると手の感度がボケてきてしまい、技術も低下していくものです。
地道に「手」での施術を極めていきます。

3. あなただけのプライベート空間
当院はプライベートサロンになっております。
「清潔感がある」「落ち着ける」という声をありがたいことに多数いただいています。
施術を受けている間、この空間はあなただけのものです。
症状のこと、日頃気になっていることなど、お気軽にご相談下さい。

Q&A

Q.まずは病院へ行った方がいいですか?
A.はい、それがいいでしょう。
場合によっては命に関わる疾患かもしれませんので、まずは病院に行かれることをおすすめします。
それで検査をして異常がないと確認してから来院されても遅くはありませんし、命に別状はないと安心できるはずです。

Q.施術後に副作用はありますか?
A.いいえ、副作用はありません。
ただ、人によっては施術を受けた翌日にだるさを感じることがあります。これは、好転反応と呼ばれるもので、身体が正常化する前の一時的な反応です。一日程度でおさまりますので、ご安心ください。

Q.一回の施術で改善しますか?
A.症状によっては一回の施術でかなり改善するケースもありますが、根本的に改善するとなると一回では難しいです。
ブレインバランスを整えるには、ある程度の期間が必要になります。目安としては、3ヶ月はかかるとお考えください。

脳の歪み整体コースの料金

 初診料  ¥3,000
 施術料  ¥6,000
※初回は問診・検査に約25分、施術時間が約25分の合計約50分になります。
※2回目以降の施術時間は約25分です。

ただ今、期間限定で割引をしています。
施術後に、簡単なアンケートにお答えいただくだけで、50%OFFになります。



注意事項

・『不適切な言動』『不適切な行動』が見受けられる際には、施術をお断りすることがあります。社会人として節度ある対応が難しい方はご遠慮ください。

提携している心療内科もあります

当院に施術を受けに通われている方でも、残念ながら症状が改善しない方もいらっしゃいます。
そのような方の多くは、脳内の神経伝達物質の異常がなんらかの形で関係している(うつ病)と考えられます。

当院では、お客様が一日でも早く辛い症状から抜け出すことを第一に考えていますので、心療内科で治療をしたほうが早く改善すると判断したときには、心療内科への通院をおすすめすることもあります。
症状をこじらせて悪化させないためとご理解下さい。

お客様の中には、心療内科に行くのをためらう方や、薬をのみだすとのみ続けなければならないと不安になる方もいらっしゃいますが、薬は正しく使えば強い味方になります。

どこの心療内科へ行けばいいかわからないという方には、提携している心療内科をご紹介することも可能です。
一日も早く楽な状態へ回復していきましょう。

洗足心療内科クリニック
〒152-0012 東京都目黒区洗足2-26-15 秀和レジデンス南側1F
Tel:03-3785-7672

三軒茶屋神経科・心療内科クリニック
〒154-0004 東京都世田谷区太子堂4-27-11 ウィンベルフクモト2F(1Fは薬局)
Tel:03-3795-7744

ME/CFSに関するトピックス

線維筋痛症でお困りの方の整体
不定愁訴にブレインバランス
痛覚変調性疼痛とは
中枢性感作とは
下行性疼痛抑制とは
敏感バリア・テクニック
敏感バリアをポリヴェーガル理論の観点から考える

<CCFS>
不登校につながる小児慢性疲労症候群の整体
起立性調節障害(OD)でお悩みの方の整体
HSP(繊細さん)にブレインバランス
発育の歪み整体

配信

「note」にて配信していたマガジン『不安との付き合い方』をホームページへ移動しました。長めの文章になりますが、不定愁訴から不安にとらわれている方の参考になるはずです。

『不安との付き合い方』のページへ
第0章 不安に支配されないための心理学的アプローチ
第1章 不安の正体を知る:不安の種類と私たちの心の関係
第2章 不安の性質を理解する:「シロクマ実験」から学ぶ意識の仕組み
第3章 不安が湧いてくる仕組み:心的エネルギー水準の観点から
第4章 「もう一人の自分」を鍛える:メタ認知の力とは
第5章 自滅を避ける:「限界ライン」の見極めが大切
第6章 気休めの言葉は無駄じゃない:安心感を積み重ねる方法
第7章 不安を見て見ぬふりするための3方法:運動・呼吸・手先の作業
第8章 心の回復を待ちつつ自分を育てる:薬の活用法


ご予約は、電話でもインターネットからでも大丈夫です。
【電話の場合】
「はい、リラックスアースです」と電話に出ますので、「脳の歪み整体の予約をお願いいたします」とお伝えください。
お電話の中で、
①ご希望の日時
②お名前
③お電話番号

をお伺いしますのでお知らせください。 

【営業時間】平日12:00~22:00 / 土日祝12:00~20:00 【定休日】木曜
※むやみに来院を促すようなことはありませんので、お気軽にお電話下さい。

【インターネットの場合】
空き状況
・エキテンのサイトから、24時間ネット予約が利用でき、空き状況も確認できます。
・当日のネット予約は2時間後からになります。直前のご予約はお電話でお願いします。
・詳しくは、ネット予約(24時間)のページまで。

【お問い合わせのついて】
電話でのお問い合わせですと、施術中の場合はじっくりお話をできないこともあります。
お問い合わせフォームがありますので、このフォームに相談内容をご記入の上、ご送信下さい。
できるだけ早く返信いたします。

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東京メトロ利用の場合

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定休日:木曜
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【来店エリア】
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