発育のサポートをする整体コースです。
施術のメインは感覚刺激と運動療法。
そこにソフトな施術とセルフケア指導を組み合わせています。
"お子さんの特性(感覚の偏りなど)"を親御さんからの聴き取り・検査・観察から探り、鈍い要素にエクササイズや感覚刺激をおこないます。
エクササイズは毎日行ったほうがいいので、セルフケアが重要になります。
そして、「発育の歪み整体」には三つの特徴があります。
脳のゆがみ調節、自律神経のゆがみ調節、経絡治療です。
発達障害では、基礎感覚、感覚統合、原始反射統合、左右の脳のバランス調整など様々な観点からのアプローチが試みられています。
これらは、当院でも行っていますが「感覚刺激や運動で脳を活性化する」試み。つまり、"脳への刺激"で脳のゆがみを改善するアプローチです。
『発達ピラミッド』はご存知かと思います。
発育には下から組み上げていくような順番があり、土台がしっかりしていないと、後々成長のかたよりが起こってしまいます。それには脳の発達の順番が大きく関わっています。脳は内側から外側へ、右から左へという順番で発達していきます。
脳の発達の順番から考えると、アプローチする順番としては、基礎感覚+原始反射 → 感覚統合 → 左右の脳のバランス調整になります。
"自律神経への刺激"においては、当院の得意分野である『自律神経失調症の整体コース』で実績があります。自律神経の乱れを改善させる方法は、大人であれ子どもであれ変わりありません。
自律神経機能を調節する一つの方法として、「発達障害臨床研究会(宇佐川研)」が勧める『バルンポリン』を導入しています。
『バルンポリン』は主に前庭覚(平衡感覚)への刺激になります。
胎児は母胎の安心安全の環境にいますが、出産直後から突如として重力に襲われます。そのときに重力に対応するのが固有覚と前庭覚。これらは無意識の感覚になります。この二つの感覚に触覚を加えたものが"基礎感覚"と呼ばれるものです。
"基礎感覚"をしっかり育てることが、発育の凸凹のカギとも言えます。
手をひらひら動かして顔を仰ぐと、顔に風を感じると思います。
それが皮膚の圧覚。風圧を感じているわけです。
つまり、触れなくても圧を加えられれば感覚には刺激が入ります。
皮膚には圧覚と痛覚のセンサーがあります。
この圧覚が敏感なお子さんは、なにかが近づくと触れなくても圧を敏感に感じているはずです。触れてしまえば痛覚が発動して「危険!」と捉えているのでしょう。
痛みを感じると防御反応が起こってしまうわけです。
当院では、精神科医の神田橋條治氏が勧める"経絡治療"を元にしています(『神田橋條治が教える 心身養生のための経絡・ツボ療法』創元社)。
気功みたいなものと考えてもらっていいと思います。
Q&A
Q.施術後に副作用はありますか?
A.いいえ、副作用はありません。
ただ、人によっては施術を受けた翌日にだるさを感じることがあります。これは、好転反応と呼ばれるもので、身体が正常化する前の一時的な反応です。一日程度でおさまりますので、ご安心ください。
Q.一回の施術で改善しますか?
A.一回では難しいです。
脳を刺激してその反応を期待するには、ある程度の期間が必要になります。目安は3ヶ月です。細胞が入れ替わるといわれているのが3ヶ月。その期間は最低でも必要になります。そして、3ヶ月続ければ、なにかが変わります。
当院は、院長の大泉が一人ですべてのお客様の施術にあたらせていただいています。
なので、何度も同じ説明をしなければいけないような煩わしさはありません。
そして、症状や身体のクセはもちろんのこと、これまでの経過も把握していますので、継続的に通う場合も面倒な思いをせずに済みます。
また、カウンセリングの技術を習得していることに加え、話をしやすい環境に気を配っております。
当院では、機械には頼らずに、すべて「手」のみを使って施術を行っています。
「機械もいいけど、人の手にはかなわないよね」という声が多数なのは、みなさん異論はないと思います。
手を使っていても、手抜きをしていると手の感度がボケてきてしまい、技術も低下していくものです。
地道に「手」での施術を極めていきます。
当院はプライベートサロンになっております。
「清潔感がある」「落ち着ける」という声をありがたいことに多数いただいています。
施術を受けている間、この空間はあなただけのものです。
症状のこと、日頃気になっていることなど、お気軽にご相談下さい。
お子さんの性格タイプ分類
<虹色なこどもたち>
星山麻木氏の著書『虹色なこどもたち』(PriPriパレットブックス)を参考にして、お子さんが何色のタイプなのかを判断してみてください。一つだけでなくてもよく、二つ、三つと傾向があるものを選んでいただいて大丈夫です。
来院したときに、「うちの子は〇〇色です」と伝えていただけるとお子さんを理解する助けになります。
【レッドくん】
・一番でないと気が済まない
・記憶力に優れている
【オレンジちゃん】
・忘れ物が多い
・遅刻ばかりしている
【イエローちゃん】
・動くのが大好き
・ほとんど教室にいない
【グリーンくん】
・陰に隠れてじっとしている
・言われたことを完璧にする心配性
【アクアちゃん】
・一人の世界に没頭している
・いつも本を読んでいる
【ブルーくん】
・何でもゆっくり
・穏やかでおっとりしている
【パープルちゃん】
・私を一番に見てほしい、見てくれないと反抗的になり、赤ちゃん返りする
お子さんの感覚過敏と感覚鈍麻を知る
子育てを大変にしている要因のひとつに「感覚面の問題」があります。
お子さんの感覚面の特性を早めに理解することが重要です。
感覚系は、周りの環境を知り、自分のカラダのイメージを作ります。そして、自分のココロの土台となり、周りの人のココロを知るようになります。
感覚系により、カラダのイメージができて、ココロを知るようになります。そして、自分のイメージができて、他人と交流できるようになります。
つまり、感覚系により自己を知り、環境や他者を知るようになります。
感覚系の育ちが曖昧だと、自分のカラダとココロが曖昧なままになり、他者との交流につまづくことになります。
下の図は
【感覚過敏】と
【感覚鈍麻】を"二十面十二面体"に落とし込んだ展開図。
これらから質問を6つに絞り込みました。
【感覚過敏】
1.「突然の大きな音が苦手」……聴覚過敏
2.「触られるのを嫌がる」 ……触覚過敏
3.「乗り物酔いをする」…………前庭過敏
【感覚鈍麻】
4.「じっとしているのが苦手」…前庭鈍麻
5.「姿勢がぐにゃぐにゃ」………固有鈍麻
6.「ぶつかっても痛がらない」…触覚鈍麻
これらから、大まかな目安をつかんでみてください。
来院時にお子さんの感覚面の特性をお教えいただけると、お子さんを理解する助けになります。
発達障害の種類と特性
ASD(自閉スペクトラム症)
<3つの特性>
・対人関係が苦手
・こだわりが強い
・感覚過敏、感覚鈍麻の症状が見られる
※知的障害(知的発達症:ID)を伴う場合と伴わない場合がある。
<3つのタイプ>
・「孤立型」…他者に対して無関心で、親愛の感情を示さない
・「受動型」…人とのかかわりを受け入れるが、自分からは他者とのかかわりを求めない。従順で人に従う
・「積極-奇異型」…自分から積極的に他者にかかわろうとするが、一方的なかかわり方。相手の状況を無視
ADHD(注意欠如・多動症)
<3つの特性>
・不注意:集中力が続かず注意力散漫
・多動性:落ち着きがなく行動をコントロールできない
・衝動性:衝動的な感情を抑えられない
<3つのタイプ>
・「不注意優勢型」…不注意が目立つ
・「多動性・衝動性優勢型」…多動と衝動が目立つ
・「混合型」…それらが混ざって強く表れる
LD・SLD(限局性学習症)
<3つの苦手>
・読む…読字障害(ディスレクシア)
・書く…書字表出障害(ディスグラフィア)
・計算…算数障害(ディスカリキュリア)
DCD(発達性協調運動症)
・極端に不器用
・日常生活に支障をきたすほど、運動が苦手
発育の歪み整体コースの料金
初診料 ¥3,000
施術料 ¥6,000
※初回は問診・検査に約25分、施術時間が約25分の合計約50分になります。
※2回目以降の施術時間は約25分です。
※ネットからのご予約時には、備考欄に施術をうける方の年齢をご記入下さい。
ただ今、期間限定で割引をしています。
施術後に、簡単なアンケートにお答えいただくだけで、50%OFFになります。
お子さんが、これらのアニメ動画に興味をもって見てくれればチャンスです。ただ観賞しているだけで運動に関わる神経細胞が活動します。脳が活性化するのです。
・年齢の上限は設けていませんが、『不適切な言動』『不適切な行動』が見受けられる際には、施術をお断りすることがあります。社会人として節度ある対応が難しい方はご遠慮ください。
<今できること>
私が目指すところは、当院が来院者にとって"安心"できる場所になること。
それは、お子さんにとっても、親御さんにとっても"安心できる環境"であるということ。
お子さんにとって"安心できる環境"の多くを母親が担っています。大切なことは母親の情緒の安定。
母親が如何に"不安"と付き合っていくかが、ポイントになります。
そうなると、巡り巡って母親に"安心できる環境"があるかどうかも重要です。
当院が、親子にとって"安心できる環境"と思ってもらえるように精進していきます。
子どもの発育の凸凹に発達障害があります。
そもそも、発達障害とはなにか?
今の名称は『神経発達症』。文字通り、神経の発達に問題があるということ。
ポイントは"脳のシナプスの発育"です。
精神科医・神田橋條治氏は、著書の"あとがき"にこう書いています。
病気は診断が決まると、元の健康に戻すための治療が定まります。
だけど発達障害は病気ではありません。発達の凸凹です。しかも脳は発達しようと懸命にもがいているし、発達し続けています。
元に戻す治療法などはないのです。あるのは未来へ向けての援助です。
『発達障害は治りますか?』神田橋條治(著) 花風社
お子さんの成長についてお困りの方、安心してください、
当整体院が、きっと『あなた』のお役に立てます。