都市伝説的な話です。
この話は、大金持ちの奥様から聞きました。信じるか信じないかは人それぞれでしょうが、私はかなり信憑性が高いと思っています。
その奥様の親戚にノーザンファーム(生産牧場)の方がいるそうです。生産牧場とは競馬で走るサラブレットを生産する牧場で、優秀な牡馬と牝馬を交配させています。そして、日本ではノーザンファームを筆頭とした社台グループだけで競馬の売り上げの約7割を占めているともいわれています。つまり、優秀な仔馬をつくるための専門機関です。
その生産牧場の方がサラブレットの交配で注意しなければいけない話をしてくれたそうです。以下のような話です。
優秀な仔馬を産むためには、優秀な牝馬(♀)と優秀な牡馬(♂)を交配します。当然ですよね。ここで要注意と現場で言われていることは、処女の優秀な牝馬(♀)と駄馬(♂)が交配してしまうことです。人間の世界もそうですが、馬の世界にも女に手を出すことに関して天才的に素早いタイプ(仕事の実力はさておき)はいるようで、隙を見て交尾してしまうことがあるそうです。そうした最初のお相手が駄馬(♂)だった優秀な牝馬(♀)は、その後どんなに優秀な牝馬(♀)と交配しても駄馬しか産めなくなってしまうそうです。つまりは、女にとって最初のお相手になる男というのはとても重要ということ。最初のお相手がダメ男だと、子孫に期待はできないという図式。
この話は競走馬についてなので、子供が優秀かそうでないかは成長後の″走り″でわかりますが、さてこの図式が人間にも当てはまるものなのか?興味深いです。
そもそも、人間の優秀さとは何か?という疑問もありますよね。頭の良さなのか、運動能力なのか、喧嘩の強さなのか、はたまた人間関係の巧みさなのか、基準がありません。
なので、私は女性の友人などにこの話をしてみて、「○○ちゃんの場合は初めてのお相手はどう?」と聞き取り調査をしてきました。そうすると大概の女性は「う〜む」と過去の男を想像した後に、「ダメね」と答えます。私が聞いている人数の分母がそれほど多くはないのでなんとも言えないのですが、70%は「最初のお相手はダメ男だった」と言っている感じ。世の中の男は、そんなに″ダメ男″ばかりなのでしょうか。これは想像でしかないのですが、女性にとって過去の男などはみんなダメ男なのかもしれません。もちろん最初のお相手と幸せな家庭を築いている方も沢山おられるでしょうが、過去の男などは「結局、私を選ばなかった見る目のない男」、もしくは「あんな男を選んでしまった過去の自分の汚点」くらいの思い出なのでしょうかね。女性のほうが過去の異性を引きずらないといいますし。男性の方が過去を美化しそうです。
私は、この『最初のお相手が駄馬(♂)だと駄馬しか産めなくなる図式』は人間にも当てはまるんじゃないかなと思っています。だって人間も所詮動物ですし。科学的には検証できないかもしれないけれど、長年サラブレットを生産してきた人々の経験測はあなどれません。
となると、まだご経験のない女性へのアドバイスとしては、「優秀な子供を産みたかったら、最初のお相手にダメ男はやめておきなさい。遊びたかったら2人目からにしておきなさい」となるでしょう。